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日常の雑多な情報の中に埋もれている、きらきら光るものを見つけてみませんか。
by resonant-viewing
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心霊手術
四月二十九日(金)

   十日ぐらい前にヒーリングのクラスでエイミーが先生とサイキックサージェオン(心霊手術をする人)の話をしていて、私は何のことを話しているの?と話に入って行った。パンタ笛吹がドクターフリッツの取材に行って来たときも(「宇宙からの医者ードクターフリッツの奇跡」「ドクターフリッツ奇跡の生還」参照)、私に全部教えてくれて、私もすごく行きたくなったけど、時間もお金もないし、、、、、ということでその手の人には実際に会ったこともない。エイミーに聞いたら、このセイッキクサージェオンはアメリカ人で、もう予約いっぱいらしいけど、キャンセル待ちもできるかもしれない、という話。 

   キャンセル待ちをしたいということを誰に言えばいいのか聞いたら、聞き覚えのある名前。前に私のクラスにいた子じゃないか、と思ったら、やっぱりそうだった。彼女に電話して留守電にメッセージ残したけど、向こうからはかかって来ず。今回はだめかなあ、と思ってたら、四、五日後に電話かかってきて、二人キャンセルが出たから、二コマあいてるって。そのうちの一つが私に都合よかったからすぐ予約を入れる。

   またクラスでエイミーに会ったから、予約取れた話をした。エイミーはサイキックサージェリー(心霊手術)というのがどんなものなのか全然わからないということだったので、ドクターフリッツ(彼は、はさみとかナイフとかも使うし、注射も使う)のこととか、John of God(彼は、何人もいっぺんにしたりする)のこととか、電気のこぎりで手術する人(部屋の白い壁に血が飛び散っているのに、患者さんは笑ってインタビューに答えていた写真を見たことがある)のこととか教えたら、エイミーは怖くなった、と青ざめていた。そして、今まで怖いなんて思ったこともなかった私も少し怖くなった。

   前の日友達に会って、このことを話したら、昔フィリピンのサイキックサージェオンをテレビでやってて、その人は偽物で、豚の血を使ってごまかしていて、治療してもらった患者さんが五人死んだとか教えてくれて、ますます怖くなる。私ってとんでもないことを自分の体で試そうとしてるのかもしれない!!しかし、偽物である可能性はかなり低いように思えたし、とにかく私の好奇心は人から話を聞くだけでは満足しない。人が治療受けてるのを見るだけ、というのも歯がゆい。チャンスがあるのなら、やっぱり自分の体で体験したい!!心臓病の父や透析やってる友達も助けたいし、他の人に薦めるためには、まず自分がやってみなければ。もともと長生きしたいと思ってないし、これでなんかあって死んだって、別に思い残すこともないや、と思った。

   そして、当日。玄関に静かに中に入るように張り紙がしてあったから、ピンポン鳴らさず入った方がいいんだな、と思って入る。前の生徒に「こんにちは」と日本語であいさつして靴脱いでいる間に、男の人が出て来て、この人がサイキックサージェオンかな、と思って「こんにちは」と言ったが返事がないから、英語で”hi”と言う。彼は、外に出て行く。
 病歴とか今の症状とか書き込む用紙に書いて、バスローブだけになるように言われる。寒がりだからぎりぎりまでローブになるの待とうと思ってたけど、もう彼(サイッキクサージェオン)のほうは用意できてるから、と促される。

   部屋に入って、質問あるかと聞かれたから、いくつか質問した。父のために遠隔でもできるか、というのも聞いた。症状全部知らないとだめだし、エネルギーでならできる、と言われた。

   最初はおなかを下に。マッサージオイルで背骨から。首の根っことか、ふくらはぎとか、おしりのつぼとか、まるでマッサージ。オイルのあと、濡らしたガーゼでふいたみたいだが、最初は何をしているのかわからなかった。たぶんガーゼでふく前だったと思うけど、少し寒気を感じるかもそしれないと言われた、でもそんなに寒気は感じなかった。なんだ、どうってことないじゃない、サイキックサージェオンというのは嘘で、実はただのマッサージだったのかも?と一瞬思った。今度は背中を下にするように指示されて、体の向きを変えるとき、シーツに血がついているのが見えて、おお!!本当に切ったりはったりやってるんだ、とわかる。

  おなかのあたりをまずさわって、少し痛みがあるとことがあった。彼に痛いかと聞かれたから、ちょっと、と答える。体の他のところをさわってから、またおなかに戻り、彼が「痛かったら遠慮せずに言え。」というから、ええ?痛いこともあるの?と少し怖くなる。おなかにはしばらく時間をかけ、指でぐにゅぐにゅ触ってる感じ。目の上のあたり(これは視力がよくなりたいと私が用紙に書いたからか?)と額、両方の脛と、たぶんのどのあたりも、指です〜っと線を書くような感じがして、そのあとガーゼでふいた。そして、寒気を感じた。寒いかと聞かれたから、うん、と答えると、寒気を感じるほうがいいんだ、それは効いてるってことだから、と彼は言った。

  一通り終ってから、手首をすりあわせるように言われて、それを私がすると、靴下はかせてくれて、体をシーツでくるんで、よく彼が言っていることを聞くように指示される。それは瞑想で、宇宙から自分が選んだ色の光が第七のチャクラを通して入って来て、今までのすべてのネガティブなもの(肉体的、感情的、すべて)が足の裏から出て行く。そして、足の裏を閉じて、白い光で自分の体を満たす。

   終ってから、彼に君の体のなかから出て来たもの見るかい?と言われたので「うん」と言うと、シャーレの中に細長いものが二本。虫だって。あれは本当の虫なのか、それとも悪いものが具体化したのがああいう形になったのか、と聞いたら、心配しなくていい、本当の虫じゃないし、とにかく君に必要じゃないものだから、って。
 
  今日はアルコールと牛肉はいっさいだめ。シャワーも明日の朝までだめ。たくさん水を飲むように。夢つけるように。瞑想もするように、って。
 
   なんだか不思議な体験だった。怖かったから見なかったけど、指しか使わなかったと思う。指がおなかの中とかに入ってたんだろうか?あちこちから少量の血が出たのは事実だけど、傷はどこにもない。痛みも全然なかった。変化は三、四ヶ月かけて起こるらしいから、もう少し経たないと効果のほどはわからない。
by resonant-viewing | 2005-04-29 18:25 | その他
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